影武者徳川家康読了

影武者徳川家康を読み終わったのですが。
只、読み終えただけでどうしてこうも寂寥感に駆られるかなと。
歴史に基づいた話しって、絶対に越えられない線があるんですよね。
あー……なんていうんでしょうね、これ。
『そう?わたしはIFって好きよ』と言ったアルク
『わたし、IFって好きじゃない』と答えるような。
受け入れたものを、拒絶しなければいけない心の動きはなんとも複雑で。
いかん、何が言いたいかさっぱりだ。台詞うろ覚えだし。
ともあれ。このなんともいえない読後感が隆慶一郎作品を好きな理由かなと。
さ、次は一夢庵風流記よもっと。
ええ、この期に隆慶一郎作品全部読むつもりですよ?
良いものは何時読んでも良いものです。
ちなみに。こちらの方隆慶一郎好きらしく。
先日MSNで隆慶一郎談義に花を咲かせました。
読むのが一段落したらまたお話ししたいもの。